データ復旧が必要な時はどんな時か
パソコンを使うなら大切なデータはバックアップするのが基本ですが、なかなかできていない人が多いようです。
機械を過信すると言いますか、「自分に限ってデータを消してしまったりパソコンが壊れたりはしない」と思っているのです。
私が働いていた会社でも従業員は口を酸っぱくしてデータのバックアップを取るよう言われていましたが、それでも取らずに大事なデータを消してしまう者が必ずおりました。
私の会社にはシステム部はありましたがあまり高度な技術が必要なデータ復旧ができる人材はおりませんで、データ復旧が必要な時は専門の業者に頼んでおりました。
一度こんなことがありました。
会社のノートパソコンを家に持ち帰った従業員がパソコンを壊してしまい、パソコンの修理とデータ復旧を業者に依頼しました。
パソコンはその従業員の子供がテーブルから落とし、壊れました。
液晶画面も割れ、当初は液晶の修理だけで直ると思っていたものの液晶を交換してもデータがなくなっていることが分かりました。
ハードディスクが壊れてしまったのです。
会社の重要な資料があったのでどうしても復元させる必要があり、費用は60万円以上もかかりました。
それだけの費用をかけても完全にデータを復元させることはできませんでした。
つくづくバックアップの大切さを知りました。
「データ復旧が必要な時」と聞けば、コンピュータがウイルス感染したとか、ハードディスクが壊れたとか、ある日突然起こるトラブルでどうしようも無くなった時に思い浮かぶ言葉ですけど、私の場合もまさにこの状況でした。
なんの前触れも無く、OSが起動できない…。
何度やり直そうが、何をやろうが全く駄目。
完全にお手上げ状態でした。
普段から万が一に備えて頻繁にバックアップは取っていたのですが、この時に限ってデジカメから取り込んだ写真だけはやっていませんでした。
しかもその写真、かなり大事なものでした。
そこで、もてるコンピュータの知識を最大限に生かしてなんとかOSの起動を試みましたが、先に述べた通り、真っ黒な画面にエラー報告のオンパレードで何をやっても駄目でした。
そこでその道のプロにお願いすることにしたのですが、トラブルの原因は、「ハードディスクの表面にPCが傷を付けたため」でした。
しかも傷を付けた場所が、OS起動の際に使用するプログラムを記録している箇所で、「そりゃ自宅で何をやっても駄目だ」と思いながら、コンピュータを睨んでしまいました(笑)まさか自分がデータの復旧サービスのお世話になるとは夢にも思っていませんでしたが、そういう油断が生んだ、冷や汗と涙の一日でした。
皆様も油断と過信はされませんように…!
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